【住所】熊本県山鹿市鹿校通4丁目8-27 【TEL】0968-41-6332【営業時間】【定休日】は>>店舗紹介ページをご覧ください。
季節の衣替えにクリーニングをお勧め!
2023年03月03日
コロナ禍であっても季節は巡り、春がやってきました。重い冬服を脱いで軽やかな春服に衣替えする時期です。
●外出着は残らずクリーニングを!
[菌類や花粉を取り除く]
外出着には、空気中に浮遊しているカビなどの菌類や花粉などが繊維の隙間に吸収されています。ドライクリーニングするとほとんどの微粒子を叩き落とすことができ、ウィルスや菌類も乾燥・蒸気プレス工程によって清潔に仕上げられ、安心して保管できます。
[見えない汚れが変色しないように]
衣類には、皮脂汚れがついていたり、飲料の飛沫がついていたりします。このような汚れは目立ませんが、保管中に酸化されて黄褐色に発色して目立ちやすくなってしまうことがあります。バターが空気に触れると、濃い黄色になったり、リンゴの断面が茶褐色になったりする現象に似ています。このように変色したシミを除去するには、化学薬品によるシミ抜きでも難しくなってしまいます。
変質する前のクリーニングで、このような汚れも比較的容易に落とせるのです
●通気性に配慮して収納
[ポリ袋は取り外して]
返ってきたクリーニング品が、ポリ袋で包装されている場合は、取り外してから収納。大切なものは、通気性のある不織布のカバーに入れることをお勧めします。ポリ袋に入れたままで保管しますと、気温が上がるたびに繊維に含まれた水分がポリ袋に結露してカビが繁殖したり、変色の原因になったりすることがあります。
[夏季の高温多湿にご注意]
冬物のクローゼットが、エアコンのない部屋にあると、夏季にクローゼット内が、異常な高温多湿状態になってしまいます。このような環境では、コートやジャケットなどに使用されているポリウレタン樹脂などの化学樹脂の分解が促進されて剥がれたりもろくなったりしてしまいますから、定期的にクローゼットを開けて風を通し、高温多湿状態にならないようにしましょう。
●防虫剤の混用禁止を!
[有臭防虫剤の混用を避けて]
防虫剤には有臭と無臭があります。そして、無臭には主成分がパラジクロルベンゼンのものとナフタリンのものがあります。また天然素材の樟脳があります。これらの防虫剤を混用すると、薬剤が溶解しシミになります。以前から使っていたものが残っていて、異種の有臭防虫剤を追加して使用しがちですから注意しましょう!